(229) カタベガイ断面
(229)カタベガイ断面
へそ穴の赤と真珠光沢の内部のコントラストが鮮やか!!!
カタベガイ断面(1)
以前、カタベガイの断面を作ったことがある。・・・真心を切断中、バラバラになってしまった! 巻きと巻きとの接着力が弱いようだ!!! 今まで、分解した貝は無かったので、特に印象に残っている。
カタベガイ
カタベガイは黒白赤に色どられて、棘のある荒々しい巻貝である。特に肩にある棘が大きく、一方向に巻いている。殻頂は平坦で、へそ穴は深く、へその入り口にも棘が密集している。蓋は角質で円形、中央部がへこむ。潮間帯から水深20mまでの岩礁に住む。内部は真珠光沢で美しい。
K町、イセエビ網に掛ったもの。
カタベガイ断面(2)
平たい殻頂部の断面を拡大してみた。
殻頂近くまで内部に棘が見られる。殻頂近くの殻は厚くなって、ほとんど塞がっている。へそ穴の赤色と殻の白さが際立っている。
カタベガイ断面(3)