2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

(100) ウグイスガイ(幼貝)

(100)ウグイスガイ(幼貝) ウグイスガイ(幼貝) (1) ウグイスガイ(幼貝) (2) K町エビ網漁で採集した。ウグイスガイは、成長するにつれて形が変わり腹縁端が伸びてずんぐりになる。したがって、相対的に鳥型の尾っぽが短くなり、スマートな形が…

(99) ヒメイトマキボラ

(99)ヒメイトマキボラ ヒメイトマキボラ(1) 殻高115mm K町エビ網漁で採集した。ヒメイトマキボラは、イトマキボラと比べ肩部の結節が多く隆起しないとのこと。他は同じとのことで、少し名前が混乱しているようである。立派な隆起した肩を持つイト…

(98) マツムシ

(98)マツムシ マツムシ(1) K町塩屋の浜で拾った巻貝です。数が多く珍しいものではありませんが、網目模様が気に入ってたくさん拾ってしまいました。殻長9mm~18mm。紡錘形で白地に濃褐色の網目模様があります。また殻口には歯状突起が見られま…

(97) シマオトメフデ

(97)シマオトメフデ(シマヤタテ) シマオトメフデ(1) K町塩屋の浜で小さな貝を拾っていると、ついつい拾ってしまうかわいくて美しい巻貝です。写真の物は殻長9mm~16mm。白帯が印象的です。潮間帯下の岩礁に生息しています。 シマオトメフデ(…

(96) サラサバイ

(96)サラサバイ サラサバイ(1) K町塩屋の浜で目を凝らして貝を拾っていると、ひときわ美しい小さな貝に出会った。表面は平滑で模様が色々あり美しい。結局拾えるものは全て拾ってしまった。サラサバイと言う。更紗(さらさ)とは、17世紀初めごろまで…

(95) クリイロナワメグルマ

(95)クリイロナワメグルマ クリイロナワメグルマ(1) K町塩屋の浜で拾ったもの。それまで、目を凝らして小さな貝を探してなかったので、クルマガイの仲間が拾えるとは思いもしていなかった。大きさは直径7~14mm、高さ2.5~7mm。 手元の図鑑…

(94) フクラスズメガイ

(94)フクラスズメガイ フクラスズメガイ(1) 成貝 フクラスズメガイ(2) 幼貝 フクラスズメガイ(3) 幼貝 K町エビ網漁に貝の採集に行った時、「面白い貝を採ってあるよ!」と言われいただいたもの。木の枝に鳥がとまっているような貝である。殻の前…

(93) オオナルトボラ② (幼貝)

(93)オオナルトボラ②(幼貝) オオナルトボラ(幼貝) (1) K町底引き網漁で繊細でかわいい貝に出会った。オオナルトボラにしてはずいぶんと軽いし小さい。コナルトボラにもよく似ている。・・・コナルトボラは殻口内は白くて、黒いすじがある。採集し…

(92) マンジュウガイ

(92)マンジュウガイ マンジュウガイ(1) この貝に初めて出会ったとき、「ウソじゃないか!」と唖然とした。それまで見慣れてきたツメタガイに雰囲気が似ているのに、ぺったんこである。図鑑で挿絵を見ても、薄さを強調するものは見当たらず、立体的な形…

(91) マキミゾグルマ

(91)マキミゾグルマ マキミゾグルマ(1) クルマガイよりは幾分小さなクルマガイの仲間である。螺層上の上下の溝の中間にも溝がある。殻口は割れやすい。水深40~60mの砂底に住む。 この貝は、S市海砂置き場で採集されたもの。 マキミゾグルマ(2)

(90) カコボラ

(90)カコボラ カコボラ(1) 潮間帯から水深20mの岩礁に住む。殻表面には、厚くて毛の付いたごわごわした殻皮を付ける。この外観は、かなり個性的な姿だ。蓑(みの)を被ったような姿から、ミノボラともいう。そのものずばりの名前だ。殻口内部は肌色…

(89) バショウガイ

(89)バショウガイ バショウガイ(1) 小さな白色半透明の清楚な巻貝である。高い螺塔に3個のひれ状の高い縦張肋がある。殻表面には全体に細かな螺脈がある。これが芭蕉の葉を思わせることからバショウガイの名を貰ったのであろう。殻口外唇にはのこぎり状…

(88) ショウジョウガイ②

(88)ショウジョウガイ② ショウジョウガイ(1) 台風16号の影響が少し出始めた9月28日、K町エビ網漁をのぞいてみました。10隻以上の船が網を揚げていました。ヤドカリの入った大きな巻貝をたくさん貰いましたが、持ち帰ってみると貝殻としてはまともなもの…