2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(126) アッキガイ (その2)

(126)アッキガイ(その2) アッキガイ(1) (3)アッキガイで登場したが、もう少し良い標本を採ることができたので再登場することにした。 この貝は先日、K町エビ網漁の漁師に貰ったもの。刺は幾分折れているが、エビ網の方が痛みは少ないようだ。大きな…

(125) ウミウサギ

(125)ウミウサギ ウミウサギ(1) 「真っ白い殻のでっかいタカラガイ!」 先日、K町エビ網漁の漁師にもらった時の感想であった。滅多に採れないので、生貝の身を取ってしまっておいてくれたとのこと。大体年に3個ほどしか採れないそうだ。・・・かなり貴…

(124) シチクモドキとその仲間

(124)シチクモドキとその仲間 シチクモドキとその仲間(1) K町塩屋の浜で拾ったタケノコガイの仲間です。この浜辺で拾える細長い貝の中では、シチクモドキが一番多い。写真の小さくて淡い色の貝である。小さくて濃い色のものは、シチクガイ。一個の大き…

(123) ホタルガイとムシボタル

(123)ホタルガイとムシボタル ホタルガイとムシボタル(1) K町塩屋の浜で拾った。渚の砂を凝視していると、小さくてピカッ!と光る貝があった。紡錘形で平坦で光沢がある。可愛くて綺麗な貝だ! 写真の大きな貝が、ホタルガイ。小さなものがムシボタルと…

(122) サワラビ

(122)サワラビ サワラビ(1) 殻径20mm 奇妙な形の貝である。殻口は、三角形。巻は甘く、はなれている。生態も変わっていて、ケヤリムシの棲管に付着して生活している。ケヤリムシの集めた餌を横取りしているという。ワラビの芽の形をしているので、早…

(121) ナシジダカラ

(121)ナシジダカラ ナシジダカラ(1) 右下が摩耗してないもの。摩耗して紫のなったものも、なかなか魅力的だ。 K町塩屋の浜で拾ったタカラガイである。たくさん拾えるが、ほとんどのものが摩耗している。生貝の背側は、黄褐色の地に大小2種類の白班が…

(120) チャイロキヌタ

(120)チャイロキヌタ チャイロキヌタ(1) 小さくて目立たないタカラガイである。摩耗したものも幼貝も、淡い褐色であまり色合いは変わらない。K町塩屋の浜で拾ったもの。たくさん拾える貝である。殻長11mm~20mmで、15mmぐらいの小さなものが多い…

(119) シボリダカラ

(119)シボリダカラ シボリダカラ(1) K町塩屋の浜で拾ったもの。この浜では、あまりたくさんは拾えない。 シボリダカラというだけあって、前後端に橙色の変わった形のシワがある。前後端のシワに続いて、側面にもシワ状の白い波の形が連続している。背…

(118) イボダカラ

(118)イボダカラ イボダカラ(1) K町塩屋の浜では、滅多に見つからない一風かわったタカラガイである。名前の通り、成貝になると背側にイボが散在し、個体によってはイボとイボが連なってくる。また、深い背線が刻まれてくる。この背線は、生きている時…

(117) サメダカラ

(117)サメダカラ サメダカラ(1) 図鑑を見ると背面に顆粒状の斑点が散在する。しかし、今までに十数個拾ったものには、それが無い。・・・亜成貝かも知れない。前後両端は濃い褐色になる。 腹側は、全面に溝が掘られ、褐色に染められる。このはっきりし…

(116) アヤメダカラ

(116)アヤメダカラ アヤメダカラ(1) 小さなタカラガイである。腹側はふっくらしたカーブをしていて、薄い紫色に染まっている。なかなか魅力的だ。この色は他のタカラガイには無い特徴である。この色は歯部に向かってぼかされて白くなる。表側は、濃い褐…

新年おめでとうございます