(126) アッキガイ (その2)

126)アッキガイ(その2)
 
 
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アッキガイ(1)
(3)アッキガイで登場したが、もう少し良い標本を採ることができたので再登場することにした。
この貝は先日、K町エビ網漁の漁師に貰ったもの。刺は幾分折れているが、エビ網の方が痛みは少ないようだ。大きな刺の間にはそれと直角方向に小さな鋭い刺が生えている。身を守るためだと考えられているが、なかなか用心深い。表面にはこの貝と判る、特徴的な褐色の帯がある。
水深10m~50mの砂の海底に住む。
 
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アッキガイ(2)
写真の貝は殻長145mmである。生きている姿勢では(写真上側)、高さが約50mm。砂底に住むため、殻口を下にした生きた姿は地を這うようだ。また大きな刺に支えられ、流れがきつくても安定が良さそうである。
 
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アッキガイ(3)