(127) リュウキュウナデシコ
K町、塩屋の浜を歩いていると渚にキラっと光る二枚貝がある。水に濡れて赤色、黄色、橙色にきらめくイタヤガイの仲間である。いざ名前を探そうとすると、なかなか難儀してしまった。虫眼鏡で見てみると、放射肋の形も様々、色も模様も様々である。
その中で、模様が特に綺麗で気に入った貝である。
写真のものは、図鑑の解説にだいたい合っているかと思う。間隔の不揃いの放射肋とその間に小さい肋があること。後耳に斜めの細い白帯があること。殻色は様々で、ジグザグ模様が出ること等である。
水深20mまでの岩礫の海底に住む。