2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

(107) キバシシャクシガイ

(107)キバシシャクシガイ キバシシャクシガイ(1) 印象的な二枚貝である。水管部が飛び出し、本当に杓子の形をしている。この仲間は深海性の物が多いようで、目にする機会は少ない。 キバシシャクシガイは、高知沖では100mより浅い所に生息するとい…

(106) ニシキガイ②

(106)ニシキガイ② ニシキガイ(1) (4)ニシキガイで一度紹介した。先回は、左殻のみだったが、今回、11月16日に同じK町の底引き網で生きた貝を採集した。 大きなものは殻高43mmで、成貝である。少し膨らみのある左殻の殻表には強い放射肋が5本程度あ…

(105) カモンダカラ

(105)カモンダカラ カモンダカラ(1) K町塩屋の浜を歩いていると、小さいけれど目に飛び込んでくるタカラガイがある。背面にまるで星を散りばめたようなカモンダカラである。褐色の腹面もよく目立ち、すぐにこの貝だと判ってしまう。 カモンダカラ(1)の…

(104) ハナマルユキ

(104)ハナマルユキ ハナマルユキ(1) 潮間帯の岩礁に住むタカラガイの仲間である。K町塩屋の浜では、たくさん打ち上げられて、珍しいものではない。摩耗すると白っぽくなり、背面の網目模様が消えて情けなくなる。しかし、紫のきれいな色が出て来て目を…

(103) ナツメモドキ

(103)ナツメモドキ ナツメモドキ(1) 水深10mまでの、磯に住むタカラガイです。すべてK町塩屋の浜で拾ったもの(殻長17~34mm)。浅い海で生息しているせいか新鮮な貝殻を拾うことが出来ます。摩耗したものは、3本の帯が見られる。 新鮮なもの…

(102) ホシキヌタ

(102)ホシキヌタ ホシキヌタ(1) 殻長50mm この貝もK町塩屋の浜で良く拾える貝である。但し、多くは表面が摩耗してまことにぱっとしない。・・・ある時、石の間に挟まったきれいな貝を見つけた{ホシキヌタ(1)}。渚に打ち上げられている貝とは、印象…

(101) ヤクシマダカラ

やっと、(101)を載せることが出来た。この間、K町塩屋の浜で拾ったものを中心に、収集したタカラガイを調べてみた。25種類ほど確認できた。これからはタカラガイも幾つか載せることが出来るだろう。また写真映りが良ければ、貝だけでなくカニも登場させて…