(101) ヤクシマダカラ

やっと、(101)を載せることが出来た。この間、K町塩屋の浜で拾ったものを中心に、収集したタカラガイを調べてみた。25種類ほど確認できた。これからはタカラガイも幾つか載せることが出来るだろう。また写真映りが良ければ、貝だけでなくカニも登場させてみたいと思っている。これからもよろしく。
************************
 
101)ヤクシマダカラ
 
 
イメージ 1
 ヤクシマダカラ(1)殻長80.7mm
大型のタカラガイの仲間で、一番見つけやすい貝です。K町塩屋の浜、S市海砂置き場でも見つかり、磯に行けば生きた貝にも出会うことが出来ます。
手元にある最も大きいものはS市の海砂置き場で見つけたものです{ヤクシマダカラ(1)}。ここでは、ヤクシマダカラの数が少なく、白く石灰が付いたものが多いのですが、一個だけきれいなものが採集しました。砂は水深35~40mで採っているとのことです。一方、この貝は潮間帯から水深20mの岩礁で生きています。近くの岩礁から、少し深場のこの砂場に流れてきたようです。この貝は、殻長80.7mmあり、日本の最長は86.3mmと書かれているので(タカラガイ・ブック)、大きな個体になると思います。
成貝の模様は、暗号の様で面白く写真に撮ってみました{ヤクシマダカラ(2)}。源氏香とか梵字と表記しているものもあるが、どうも解読できない暗号である。
イメージ 2
ヤクシマダカラ(2)各写真
横幅20mm
イメージ 3
ヤクシマダカラ(3)
イメージ 4
ヤクシマダカラ(4)