(105) カモンダカラ

105)カモンダカラ
 
 
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カモンダカラ(1)
    
K町塩屋の浜を歩いていると、小さいけれど目に飛び込んでくるタカラガイがある。背面にまるで星を散りばめたようなカモンダカラである。褐色の腹面もよく目立ち、すぐにこの貝だと判ってしまう。
  カモンダカラ(1)の右側が、摩耗してない物。左側は、摩耗したもので斑点が無くなり、さらにきれいな紫色が現れてくる。すべて同じ塩屋の浜産。 摩耗していない貝は、全体的に小さい。大きな貝が生息する水深が深いのか、あるいは小さい貝が弱くて死にやすいのか?
  この貝は潮間帯から水深20mの岩礁に住む。
 
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カモンダカラ(2) 各々横幅7.5mm
背面の斑点は、褐色の地に白色の丸で、大小がある。数が少ないものから多いものまで様々で、まるで指紋の様に違っている。
 
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カモンダカラ(3)
様々な班紋がある。きれいだ!
 
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カモンダカラ(4)
  摩耗の様々。摩耗の進んだ紫色の貝もきれいだ。