（42）オオゾウガイ
オオゾウガイ
殻口の水管溝が象の鼻のように長く、殻軸に対して20度程角度が付いている。象が鼻を振っている姿を思い浮かべてしまう。・・・残念ながら写真ではうまく撮れていない。
強い縦肋に沿って長い毛の付いた殻皮の列が水管溝まで連続していて、殻皮を取り除いた殻からは、想像が出来ない。殻皮を取ると、つやのある赤褐色の殻が現れる。どちらの姿もなかなか魅力的である。潮間帯より下の岩礁に住む。
写真左はＫ町のエビ刺し網で採れたもの。ヤドカリが入っていたので、殻皮が剥がれ赤褐色の殻が見られる。右はＳ町産、Ｎさんに頂いたもの。おそらく潜って採ったもの。殻に石灰が付いて白くなっている。
