(51) マツカワガイ

51マツカワガイ
 
 
イメージ 1 
マツカワガイ(1)
丸い巻貝を押し潰したような、独特の形である。マツカワガイ属のみ縦張肋が180度ごとに形成されるとのこと。つまり、ペチャンコになった貝である。砂泥の海底で安定して暮らすための形であろう。・・・身を取り出す時、内臓も折れ曲がっているので上手に取り出せず、途中で切れてしまう。腸ねん転にならないだろうか?
こんな へんちくりんな巻貝なのに、こんな貝にもちゃんとヤドカリが入っていた。・・・もしかしたら珍しいものかもしれない。
日本の温帯域の砂泥底では典型的な貝である。水深50m~200mに生息する。
イメージ 2
マツカワガイ(2)