(65)ヌリツヤホトトギス

65)ヌリツヤホトトギス
 
 
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ヌリツヤホトトギス
手に取ると情けないぐらい薄い殻である。その殻を靱帯と貝柱のみで支えている。平滑でつやのある褐色の殻が特に目を引く。また内面には薄い真珠光沢が見られる。
この貝はイガイ科の仲間で、その中でも色と艶で、ひときわ目立っている。水深50~500mの泥の海底に、袋のような中にいるとのこと。この標本は、Nさんに頂いたもの。底引き網で採れたものだろう。深い所にいるようで、水深150~200mで採集されたものが、インターネット上に出ている。