(69) スダレガイ

69)スダレガイ
 
 
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 スダレガイ(1) 右下;殻皮の取れたもの
S市海砂置き場において採集した。合弁で見られるものがいくつか見られるので、砂を採っている海底で生息しているようだ。砂採取は水深35~40mとのこと。
輪肋が強くて肉厚で、そこそこの大きさ。見栄えのする二枚貝である。手元にある最も大きなものは、殻長87mmになる。
図鑑を見ると、スダレガイとサツマアカガイの殻が良く似ていて、なかなか判断が付かない。二つを並べて比べるとすぐに判ると思うが、そこは経験不足でいかんともいたしかたない。殻表面の輪肋の断面がサツマアカガイの方が角ばっているとのこと。断面を見ると輪肋の断面の角が丸まっている。溝底の方が入口より広くて、そこに砂が入っている。・・・肉厚で強い肋と溝幅が広い点などから見て、スダレガイかと思う。
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スダレガイ(2)