(78) サメハダヒノデガイ

78)サメハダヒノデガイ
 
 
イメージ 1
サメハダヒノデガイ(1)
S市海砂置き場でこの二枚貝と出会った時、その独特の魅力に一目で引き込まれてしまった。その片割れの貝を拾ったのは数年前。そして、今年追加の2個を拾った。海砂置き場では、そんなにも見つからない貝である。表面は、まさしく鮫肌のごとくざらざらしている。図鑑を見ると、紅色の放射彩が殻頂まで伸び、なかなか美しい。・・・手元にあるものは、残念ながら少し色あせている。生きている貝に是非会いたいものだ。
この貝を特徴づける鮫肌は、かなりの魅力である。拡大してみると、板状に立ち上がる輪肋が、等間隔に高低を繰り返している。隣同士の輪肋は交互に高さを変えている。なかなか凝った造りである。この形がサメ肌を作っていたのだ!(拡大写真参照)
イメージ 2
サメハダヒノデガイ(2) 表面拡大写真