(159) タオヤカツクシ

(159) タオヤカツクシ
 
 
イメージ 3
タオヤカツクシ(1)
 
 K町、底引き網で採集したチリメンクマサカガイの付着物。これもまた魅力的な付着物である。
 殻長約19mm。螺肋と縦肋が格子状になり、肋間は深い。格子が美しい。
 潮間帯~水深50mの砂底に住む。
 チリメンクマサカガイは、水深100m付近の操業で採集したものなので、死後深場に移動したこの貝を背中に載せたのだろう。
 
イメージ 1
タオヤカツクシ(2)
 興味深いので表面を拡大してみた。肋間の底は、たいらの様だ。
 写真では見えないが、表面の1層が残っている所が有り、表面は溶かされている。新鮮な貝を見つけないといけないですね!
 
イメージ 2
タオヤカツクシ(3)