2014-02-10 (200) マガキガイ断面 日記 #生物学 (200)マガキガイ断面イモガイに似ているのは外形だけ マガキガイ断面(1) マガキガイは、潮間帯に住むソデボラ科の巻貝です。”土佐の海から;(164)マガキガイ”で一度登場した。 この貝の見かけは、イモガイによく似ている。・・・しかし、切断すると全く異なることが判る。本当に驚かされる。 イモガイは内部の殻は再吸収されて紙のように薄くなっている。ところが、写真で見るように 殻内部は厚い殻がしっかりと付いている。それに、なかなかきれいだ。 殻外唇の赤い色とひだは、殻口のみで内部に及んでいない。その代わり、殻外側にある褐色の模様は、殻内部までずっと残っている。しかし殻口内唇にある濃い褐色は消えている。 この貝は、T市Nさんに頂いたものをクリーニングしたものです。 マガキガイ断面(2) マガキガイ断面(3) マガキガイ断面(4)