(232) ギンタカハマ断面

(232) ギンタカハマ断面 
 真珠光沢の10階建ての螺旋の部屋
 
 
 久々の投稿です。・・・パソコンの具合が悪くて、新しいものに入れ替えました。 
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ギンタカハマ断面(1)
 三角形の断面の巻貝は、昔から身近でよく見かけました。欠けた殻から、内部が少し見えることもあり、一度は断面にしてみたい貝でした。
 この貝は、既に“(168)ギンタカハマ”で一度登場しました。潮間帯から水深
20mまでの岩礁に住んでいます。
  断面を見ると、体層は10個程度である。螺旋の床がぐるぐる回って殻頂に達している。軸は、体層の中央でくびれた円筒状である。内面は薄い真珠光沢がある。
 写真左の殻表面についているものは、フジツボの断面です。
 
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ギンタカハマ断面 (2)
 
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ギンタカハマ断面(3)
殻頂部の断面を見ると、殻が厚くなっている。殻が大きくなって殻頂部が丸まったものには、泡状の隔壁が見られ、穿孔されてたくさん穴の開いたものもある。
拡大すると表面の緑褐色の色が際立って、なかなか美しい。
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ギンタカハマ断面 (4)