(237)アンボイナ

(237)アンボイナ 
 ハブガイと異名のある、熱帯系のイモガイ科の巻貝
 
 
 
イメージ 1
アンボイナ(1)
 高知県中西部K町のイセエビの網で得られた。
いつも行くエビ網を覗くと、珍しい貝を採ったと教えられた。初めて見るが、よく知られているアンボイナだ。
 この貝は、矢の形をした歯舌で魚などを捕まえる。そしてラッパのように広がる大きな口で、捉えた魚を丸呑みする。まるでマンガの寄生獣のようだ。
 沖縄ではハブガイと言われ恐れられているという。人間でも数時間で死ぬほどの毒をもつという。そのことを知って、改めて身震いした。また軍手やウェットスーツの上からでも刺されるとのこと。ご用心、ご用心!!!
 高知新聞でも東洋町沖で2個体見付かったと、注意を喚起している。(猛毒貝に注意・県が呼びかけ;高知新聞2013年10月9日)
 漁師の話だと、毒があることは、漁協のポスターで見た。毒があるとのことで、食べなかったとのこと。毒のおかげで、手に入れることが出来た!。
 この貝は、潮間帯から水深25mの岩の間の砂中に住む。昼間は砂中や岩の下におり、夜 活動する。
 貝が得られた深さは、水深5~10m。
殻長112mm。2015年9月21日採集。

追記:エビ網をサンゴ網と書き間違えました。訂正しました。
ぜひ、コメントを残してください。力が出なくて、ブログが止まっています!


イメージ 2
アンボイナ(2)

イメージ 3
アンボイナ(3)