(236)スジウズラガイ透過光

(236) スジウズラガイ透過光 
ランプのようにあめ色に輝く貝
 
 
 
イメージ 1
スジウズラガイ透過光(1)
 スジウズラガイに、光を透してみた。あめ色に輝き、美しい。
 写真(1)は、殻口が一度壊れ再生したものである。殻を作る外套膜の一部を失ったのだろう。肋の一本が不完全で白く形成されている。
イメージ 2
スジウズラガイ透過光(2)

 写真(2)は、殻口外側の肋のパターンを重ねている。明るく見えるところは溝、暗い縦線が肋。幅の広い暗い縦線の主肋の間に、1~3本の副肋が見られる。写真(1)に対応するように、左に殻頂がある。殻頂から離れるにつれて、副肋の数が減る傾向が見られる。また下に行くにつれて、大きな個体となる。いずれもK町底引き網に入ったもの。
上:殻長 77mm 写真幅:約50mm
中:殻長 87mm 写真幅:約50mm
下:殻長 107mm 写真幅:約65mm
 
イメージ 4

スジウズラガイ透過光(3)


イメージ 3
スジウズラガイ透過光(4)