ニシキウズ

写真展に出品している写真です。
断面の拡大写真は真珠光沢と端正な形で気にいっているものの一つです。


ニシキウズ(アナアキウズ型)
内部の軸と螺肋が真珠光沢で美しい

イメージ 1
 
  ニシキウズの直線的な三角の外形は、端正で美しい。
 外形は殻頂部と底面は紅色。螺層は白・赤褐色・暗緑色で荒い顆粒状である。底面は平面で、顆粒状の螺肋があり、赤い電光状の模様がある。
外形に劣らず内部もなかなか魅力的だ。軸はへそ穴の形に対応して曲線のカーブの柱になっている。内部の側面は、細かい螺肋の凹凸が見られる。これらが真珠色に輝いている。
この貝は、過去には底面の平らな面を丸く切り取って、中央に穴を2つか4つか明け、貝ボタンに加工していた。
潮間帯より水深10m岩礁帯に住む。