(47) ツヤガラス

47)ツヤガラス
 
 
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ツヤガラス
K町底引き網漁で得られたイガイ科の二枚貝である。泥の海底に住む。残念ながら死貝であった。この貝は、足糸で泥を集めて その中にまるで繭のように住むという。そのため、死んでもばらばらにならなかったと思う。
殻表面は白地の上に漆器のような赤褐色の光沢のある殻皮が被っている。内部は真珠光沢で、それが縞模様に見える。表面の成長肋の凹凸が内部にも及んでいて、縞に見えているからである。