(110) カバフダカラ
(110)カバフダカラ
カバフダカラ(1)
「何だ、これは!」
K町塩屋の浜でこの貝に出会った時の感想である。背面に大きな3本の帯がある。いや、2本の青の帯に目が釘付けになった。・・・カバフダカラの摩耗した殻であった。
生貝は、背面に褐色の小さな斑点があり、その中央には大きな斑紋がある。しかし大きさの割には地味な貝である。
カバフダカラ(2)
摩耗すると、3本の帯がはっきり見えてきて、最後に帯が消えて紫になる。写真の最大のものは、殻長48mmで日本では最大の部類に入ると思う。いずれも打ち上げ貝。
カバフダカラ(3)