2012-12-18 (114) コモンダカラ 日記 #生物学 (114)コモンダカラ コモンダカラ(1) コモン(小紋)とは、全体に細かい模様が入っている着物の柄です。その名のごとく、生貝には黄土色の地に、品のいい小さな白色の斑点が散りばめられている。またやや大きめの褐色の斑点も点在する。白色の点は、丸だけでなく適度に形を変え、かつ大小ある。海岸の砂にもまれ摩耗すると綺麗な紫色が現れ、最後には白色になってくる。 この貝の大きな特徴は、腹側中央から側面にかけて大きな褐色の班があることである。摩耗が進んでもこの班は残る。 K町、塩屋の浜で拾ったもの。潮間帯付近に多く住み、水深30mまで生息する。 コモンダカラ(2) コモンダカラ(3)