(35) タイラギ

35)タイラギ
 
 
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タイラギ 土佐湾潮線下
ハボウキガイ科の中で最も利用されている貝がこのタイラギだろう。タイラガイという名で、市販されているとのこと。・・・ただし、高級食材で一般にはなじみが少ない。すしネタ等になっているとのこと。貝柱も大きい。残念ながら、味見をしていない。
ハボウキガイと同様、海底に尖った方(殻頂)を埋めて、足糸で海底に固定して生きている。写真の貝は、長さ25Cm、13~18Cmは埋れて生きていたようだ。Nさんよりの頂き物。
殻の表面には、成長脈と放射肋があり、放射肋上に鱗片突起があり見事である。殻は2層になっていて、あめ色の上層は乾燥すると下層とは分離しやすい。下層は、濃い色の真珠光沢がある。